Shopifyを活用するマーチャントさんの多くは、Facebook（Instagram）広告を運用しているかと思います。

StoreHeroでも、Shopifyストアの購入率が高くなり、CRMの設定ができれば、FacebookやGoogle広告を活用します。

その際に、友達作りを加速する（Grow the Friendshipis）という観点で運用して、高い成果を出しています。

今回は、友達作りを加速する（Grow the Friendshipis）Facebook広告の運用方法を紹介します。

友達作りを加速する（Grow the Friendshipis）とは

友達作りを加速する（Grow the Friendshipis）という考え方やグロース施策は、友人や知人の評判が良いから自分も購入するという、UGCの有効性が前提になっています。

StoreHeroでは、Grow the Friendshipsなグロース手法でShopifyを活用して、コマースビジネスをグロースしています。

この手法は、コミュニティ性が重要な商品（コミュニティに属した証としての商品）や、使ってみるまで機能性が分かりづらい商品、斬新で他と比較しづらい商品などに向いています。

Grow the Friendshipsな考え方は、Facebook＆Instagram広告でも有効に活用することができます。以下でその方法を紹介します。

UGCが重要

友達作りを加速する（Grow the Friendshipis）Facebook広告運用では、UGCが大事です。事前に、しっかりUGCを収集しておきましょう。

ShopifyストアでのUGCの収集方法については、以前、いくつかの記事で紹介しましたので、参考にしてみて下さい。

UGCの中でも、顧客インタビュー記事やアンバサダーページは、Facebook広告と相性が良いので、おすすめです。

Lululemonは、ヨガやランニングのインストラクターをアンバサダーに起用して、オンラインとオフライン店舗の連携をしています。

Lululemonやその他のアンバサダー施策については、こちらの記事でも紹介しています（アンバサダーマーケティング事例とShopifyでの実践方法）。

カスタムオーディエンス

アンバサダーページなどを通じて収集したShopify内の顧客リストをカスタムオーディエンスに活用します。

Shopify内の顧客リストは、獲得経路別にタグ付けしておくと、カスタムオーディエンスで活用しやすいです。KlaviyoやOmnisendなどのCRMアプリやMechanicなどで、タグ付けしておきましょう。

アンバサダーページに来訪する顧客は、アンバサダーのファンや知人が多いため、顧客リストもアンバサダーのことを知っている人が多くなります。

そのリストからカスタムオーディエンスや類似オーディエンスを作成することで、アンバサダーを中心としたコミュニティに属する人をターゲティングすることができます。

つまりアンバサダーの考え方や言動に共感しやすい属性の人を狙います。

広告クリエイティブ

Facebook広告では、ターゲットがクリックやコメントする（エンゲージメントが高い）クリエイティブほど、優先的に表示されます。

Facebook広告のクリエイティブには、様々な種類があります。単純なバナーだけでなく、動画やカルーセル、スライドショーなどを上手く活用することで効果的に訴求できます。

友達作りを加速する（Grow the Friendshipis）広告運用では、クリエイティブにもUGCを活用します。

複数のアンバサダーページ経由で収集したリストをもとにオーディエンスを作成した場合は、カルーセル広告などで、複数のアンバサダーが掲載されたクリエイティブを活用します。

どのアンバサダーを組み合わせるかが大事だったりします。

LP（ランディングページ）

LPの直帰率が高かったり、CVR（購入率など）が低い広告は、Facebook広告では、表示がされなくなっていきます。

そのため、Facebook広告では、LPやサイト内のコンテンツも含めて広告を最適化する必要があります。特にLPの影響は大きいため、LPは力を入れて改善します。

ターゲットがアンバサダーの周辺コミュニティで、アンバサダーのクリエイティブをクリックしてきた顧客には、当然ながら、アンバサダーのコンテンツをLP内で見せることが有効です。

アンバサダーページがある場合は、カルーセル広告内の各クリエイティブのリンク先を、各アンバサダーページに設定したり、1枚のLP内にアンバサダーの情報を集約したりします。

LPも、データやHotjarで検証をしながら改善していきます。

まとめ

友達作りを加速する（Grow the Friendshipis）という観点でのFacebook（Instagram）広告の運用方法についてまとめました。

この方法は、Facebook広告のアルゴリズムに準拠した手法ですので、安定して成果が出やすいです。Facebook広告で行き詰まっているマーチャントさんは、ぜひ、活用してみてください。

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