【採用インタビュー】COO笹谷が語る!Shopify売上向上を加速する環境とは―グロースパートナーと開発チームの密接連携が生む成長スピード

「月1回のグロースチーム連載」第3回目となる今回は、前回のグロースパートナー大石に続き、開発チームも管理されている取締役COOの笹谷に話を伺いました。

「StoreHeroが実現するEC売上アップの舞台裏」――開発チームが担う、EC事業者支援の最前線

まずは笹谷さんのこれまでのキャリアを教えてください。

私は東京大学在学中に、海外向けのEC事業などを手掛ける「BEENOS株式会社」でエンジニアとして働いておりました。BEENOSは新規事業にも積極的で、上場企業でありながら、若手でも気軽に社長へ提案を持っていけるような、フラットな社風が印象的でした。

その頃、弊社代表の黒瀬と出会い、「アメリカで勢いのあるShopifyが、日本でもこれから大きく伸びるはず」という話をしました。黒瀬の前職であるTeamSpiritも、Salesforceの日本普及に伴い事業を拡大してきたという背景もあり、今のうちにShopify関連でポジションを築いておくのがチャンスだと考えて、そこから二人で試行錯誤を始めました。

当時の取り組みとしては、EC専門のマーチャントさんがオフラインでもお店を出せるようサポートしよう、という取り組みでした。2019年の時点では、日本のshopifyストアが少なかったので、世界中のshopifyストアに連絡をとっておりました。その際に、どこに出店したいかのアンケートを取ったところ、ニューヨークが一番需要が高いことが判明しました。そこで黒瀬と二人でニューヨークまで飛んで、物件の交渉をして回っていました。ところがその最中にコロナ禍が起きてしまって、実店舗を活用するのが難しくなってしまいました。当時の状況としては、コロナ禍でメーカーさんや小売業者さんが一斉に自社ECを始めようとしていましたが、自社ECの売り方はオフラインやAmazonなどのモール型とはまったく違うので、「ECサイトを作ったけれど全然成果が出ない」というマーチャントが増えるだろうなと予想していました。そこで、世の中ではEC構築が加熱していましたが、その先を見越してStoreHeroでは「売上向上のためのグロース支援」に特化していきました。

現在、開発チームとしてどのような役割やミッションを担っているのでしょうか?

大きく言うと、「グロースパートナー(以下、GP)」がシステムを活用して、マーチャント(EC事業者)の売上をより確度高く、効率的に伸ばせるようにするための開発を担っています。

具体的には、ECの運用現場で生じるさまざまな課題をシステム化し、“人間業では実現不可能な施策”を可能にしたり、既存のオペレーションをより効率化したりする部分を担当しています。たとえば、パーソナライズしたメールを大量かつ高頻度に送る仕組みや、売上を継続的にモニタリングしながら施策を打つための分析機能などですね。必要な施策を『正しいタイミング』『正しい手順』で行えるように、開発の側からサポートしています。

リアルタイム連携で売上を加速――GPと隣り合う開発チームの強み

グロースパートナー(GP)のメンバーとは、どのように連携しながら開発を進めていますか?

StoreHeroの開発チームが他社と比べて特徴的なのは、開発チームと運用現場がすごく近いことですね。GPは日頃からマーチャントと密にやり取りをしているので、リアルタイムで課題や要望が出てきます。それらを常にヒアリングし、どうすればもっと売上を伸ばせるか、効率化できるかを一緒に考えながら開発を進めています。

オフィスでもGPと開発チームが隣同士で働いているので、気になることがあったらすぐに声を掛け合えるんですよ。こうした距離の近さが、「売上を伸ばす」という共通のゴールに対して、よりスピード感をもって改善施策を回せる要因になっていると思います。

StoreHeroの開発チームの特徴はなんでしょうか?

ひとつ大きな特徴として、開発チームも「マーチャントの売上向上」をゴールに開発しているところが挙げられます。一般的なプロダクト開発だと、まずプロダクト自体の機能や品質を上げるのが目標で、その先にユーザビリティとか売上改善がありますよね。でも私たちは、「このシステムは、実際にどれだけマーチャントの売上に貢献したか?」という観点を重要視しているんです。

そうして生まれたのが、自社開発のグロースプラットフォーム「StoreHero」です。メールマーケティングやデータ分析、売上管理など、グロースに必要となる多種多様な機能を一元化しています。
単機能のアプリではなく、複数の仕組みを連携させて、「売上を拡大するための管理と施策実行」が全部まとめてできるような仕組みを目指しています。

運用現場との圧倒的な距離の近さ――エンジニアがダイレクトに売上インパクトに貢献できる魅力

エンジニア/開発チーム視点で、グロース運用に関わる魅力はどんなところにありますか?

まずは、運用現場と圧倒的に距離が近いことですね。たとえば開発をしてリリースしたら、すぐGPやマーチャントの反応が返ってきます。「ここを修正すればもっと売れる」とか、「こんな追加機能があると便利だ」という話をリアルタイムで受け取りながら、ダイレクトに売上インパクトに貢献できる点は非常におもしろいです。

一方で、「一般的なプロダクト開発」とは進め方が違うのは難しさでもあります。ユーザーインタビューを念入りにして要件定義して……というプロセスももちろん大事ですが、本当の目的はマーチャントの売り上げを上げることであり、GPやマーチャントにとって使いやすくするというのは、あくまでもそれを達成するための過程です。いろんな意見がある中で、本当の目的を見失わないように進めるところはチャレンジでもあり、大きなやりがいでもあります。

今後、グロースプラットフォーム『StoreHero』をさらに発展させるために、どんな技術や施策の可能性を感じていますか?

Shopifyで売上を伸ばすには、在庫管理やレコメンド機能、コンテンツ作成など、カバーすべき領域が本当に幅広いんです。今後はこれらの機能をグロースプラットフォーム『StoreHero内でより充実させることで、“システム+人”の両輪で売上を伸ばすサービスをさらに強化していけると考えています

また、データ活用の面ではより高度なパーソナライズや機械学習も取り入れ、顧客の行動を予測しながら最適な施策を提案・実行できるようにしていきます。現場では常に新しいニーズが生まれてくるので、そこに対して素早くキャッチアップし、最適解を形にすることが、私たちの大きなチャレンジであり、今後の成長につながると考えています。

グロースパートナーと開発チームのミーティング風景

グロースパートナー志望者へのメッセージ

最後に、グロース運用担当として開発チームと連携しながら働く魅力や、今後入社を考えている方へのメッセージをお願いします。

ECの市場が広がっている中で、私たちが作っているシステムも毎日アップデートされているので、「できること」が増えていくのを日々実感できると思います。言い換えれば、“本気でEC事業者の売上を上げる”ための環境がととのっているということです。

正直、大変なこともあります。結果にコミットしているので、施策がうまくいかないとすぐ改善が求められるなど、日々試行錯誤の連続です。でも、「成果を出したい」「売上向上のために全力で工夫したい」というマインドをお持ちの方には、非常にエキサイティングな環境だと思います。私たち開発チームもGPと一緒になって成果に向かって走るので、ぜひ一緒にShopifyグロスを盛り上げていきましょう!

まとめ

Shopifyの成長市場において、運用と開発が一体となり、マーチャントの売上向上を目指す姿勢は今後ますます重要になります。笹谷の言葉からも、「グロースパートナー(GP)×開発チーム」という連携によって、マニュアルでは実現しづらい高度な施策を可能にしている様子がうかがえました。さらに、運用現場に近い距離で開発が進むことで、日々の施策改善サイクルが高速化され、結果的にマーチャントのビジネス成長が加速しているのです。

「売上を上げる」というゴールを追いかけながら、現場のリアルな声を反映したグロースプラットフォームを使いこなす――そんな“攻め”の環境でグロース運用に携わることは、大きなやりがいと成長機会をもたらすでしょう。Shopifyやグロースマーケティングに強い関心をお持ちの方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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