お気に入りアプリWishlist PlusをKlaviyoと連携してリスト収集やCRMとして活用する方法

お気に入り(ウィッシュリスト)アプリをお気に入り機能としてだけで使うのはもったいないです。もしそんな使い方をしていたら、半分ぐらいしかアプリを使いこなせていないです。

お気に入りアプリのドキュメントを読んでみると、色々なことができる事が分かるでしょう。ぜひ、ドキュメントを読んでしっかり活用してみてください。

でも、アプリのドキュメントを読む時間がない、そんな人もいるでしょう。そこで今回は、Wishlist plusというお気に入りアプリをKlaviyoと連携してCRMとして使う方法を紹介します。

今回の記事が、お気に入りアプリ活用のインスピレーションになれば幸いです。

Wishlist PlusとKlaviyoを連携する

Wishlist PlusとKlaviyoを連携すると、Klaviyoからお気に入りのリマインドメールや再入荷、値下げ、低在庫の通知などを送ることができるようになります。

さっそく、Wishlist PlusとKlaviyoを連携してみましょう。まず、Wishlist PlusのIntegrationを開いてKlaviyoを選択します。

画面では、隠れていますが、KlaviyoのPublic API KeyとPrivate API Keyをコピーして設定します(API KeyはKlaviyoのAccount > Settings > API Keysよりコピー)。その上で、必要なトリガーをActiveにします。

トリガーをActiveにすると、下記のイベントが起きる際に、イベントに関するデータをKlaviyoに送ってKlaviyo側で活用する事ができます。

  • サインアップ確認メールが送られる。
  • お気に入りリストに商品が追加される。
  • お気に入りリスト内の商品の在庫数が少なくなる
  • お気に入りリスト内の商品が値下がりする。
  • お気に入りリストをシェアする。

Klaviyoのリストと連携

お気に入りを保存する際に、ログイン、かつメールマーケティングにサブスクライブしていれば、メールアドレスがお気に入り情報と合わせてKlaviyoに送られます。その際、どのリストに登録するかを設定することができます。

Choose Mailing List provider optionをKlaviyoにして、Private API KeyとList IDを設定してから保存します。ダブルオプトインをアクティブにすることもできます。

また、ログインしていない場合、お気に入りリストを保存しようとすると下記のようなフォームを表示され、メールアドレスとオプトインを収集することができます(翻訳はWishlis Plusのサポートに依頼する必要があります)。

Klaviyoでお気に入りデータでセグメント化してみる

Wishlist PlusとKlaviyoの連携が完了すると、お気に入り登録されたり、お気に入り登録した商品の値段が下がったりするたびに、Klaviyoにそのデータが送られます。まずは、そのデータを活用してKlaviyoでセグメントを作ってみましょう。

What someone has done (on not done)を選択すると、metric内の選択肢にSwymで始まる項目が追加されています。それらを使ってセグメントを作ることができます。

例えば、下記の設定であれば、お気に入り登録した商品がJacketカテゴリの商品で、その商品が7日以内に値下げした顧客というセグメントになります。Jacketの値段下がったので、この機会に検討してみてくださいというメールが送れます。

KlaviyoのFlowsで活用してみる

同様にFlowsでも活用する事ができます。例えば、下記の設定は、お気に入りリストに商品が登録されたら、直後に自動でメールを送るFlowです。

メール内でお気に入り登録した商品を表示させておいて、メールからお気に入り登録した商品に誘導するような使い方ができます。また、1日後にメールを送ればリマインドメールにもなります。

また、下記の設定をしておくと、お気に入り登録した商品の値下げを通知する自動メールを送ることができます。最後のひと押しメールとして使えます。

その他にも、在庫数が少なくなってきたときに自動で通知をしたりすることもできますので、自社のブランドや商品に合った使い方を探してみてください。

まとめ

お気に入りアプリをお気に入り機能としてしか使ってなければとてももったいないです。今回はWishlist plusというお気に入りアプリをKlaviyoと連携してCRMとして使う方法を紹介しました。

うまくハマれば、自動的に売上を蓄積してくれる頼もしいグロース施策になります。みなさんのストアのグロースモデルに当てはめて、効果的な使い方を見つけてみてください。

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