現在StoreHeroでは、マーチャントの方々が効率的にグロースを実現できるようなプロダクトであるグロースヒーローを絶賛開発中です。開発メンバーで座談会を開き、詳しく話を聞かせて頂きました。
ーグロースヒーローを絶賛開発中だと思いますが、まずはグロースヒーローを開発するに至った経緯を教えて下さい。
笹谷:創業当初から「世界一売るの(グロース)が上手な会社になる」というのをミッションに掲げているのですが、いきなりシステムを作っても売れる訳ではないので、まずはクライアントさんのコンサルとしてストアに深く入っていき、売れる仕組み作りの試行錯誤を重ねてきました。そうしているうちに、何をしたら売れるようになるのかという形が定まってきて、人手をかければ売れるようになるフローはできてきました。次のステップとしては、今まで整えてきたノウハウのプロダクト化です。今すごく手間をかけて、ある意味非効率にやっている部分をシステムで効率化し、より多くの方々にStoreHeroで培ってきた売れる売り方を提供できるように開発を進めています。
ーグロースヒーローが完成するとどういった事ができるようになりますか?
笹谷:すごく人手をかけて行っていたコンサルティングの部分、例えばgoogleアナリティクスやFacebook広告など、色々なところから細かく数値をとっていって細かくモニタリングした上で、次に何を行うかを決めていたところを自動化できます。現状のストアの状態を自動取得して、次にやる施策の推奨が表示され、それを元に、誰がどんな施策をいつやるか、というところまで体系的に整備することができます。
ひいて見た時に、今ストアがどのような状況で、次にどこを直さないといけないのか全体の流れの中で整理するのが大事なんです。なので、このページのCV率が悪いなどの局所局所に捉われるのではなく、全体として見た時に、Aを改善しないといけないのでそこに紐づくCの改善にまずは取り組むなど全体の流れがわかってこそ幅広く手軽にストアを成長させることができるようになります。
鳥居:ざっくり言うと、そのストアで何をすれば売り上げが上がるのかを明示して、何をやれば一番効果があるのかを教えてくれます。
また、便利で使いやすいだけのシステムだけではあまり意味がなくて、これによってストアがグロースしたか、またはしやすくなったかというのが実現できたらプロダクトがうまくいっているということになります。
笹谷:僕自身もコンサルのMTGなどに参加して、必要なものが何かを洗い出していきました。いきなりシステム化しないで、事前に擬似的なシステムを作って使ってもらって、実際に現場で役立つのかどうかを検証しながら必要な事だけプロダクトに落とし込みました。
コンサルティングチームと、開発チームがあり、サービスの検証がとてもやりやすいのがStoreHeroの特徴です。これはプロダクト開発において非常に重要だと思っています。
ーチームマネジメントで意識されてる事教えて下さい。
鳥居:メンバーのことを深く知るというのを意識しており、まず最初に1on1を設定しました。人によってモチベーションが全然違ったりするのでそこを深くヒアリングして、業務のふり方やコミュニケーションに活かしています。
また、わいわい会という開発メンバーで雑談をするだけの時間を毎週設けていて、技術的トピックや日常的な話をしたりしてコミュニケーションコストを下げているのですが、これがメンバー同士の理解を深められる良い時間になっています。
ーメンバーとしてStoreHeroの環境はどう感じていますか?
舟山:0→1が好きな方にはフィットする環境ですね。1→10もなんとなく見えている状態なので、そこに面白みを感じます。自由で裁量があり、提案もしやすい環境です。
ー現在使用されている技術スタックについて教えてください。また今後検討していきたい技術やサービスなどはありますか?
鳥居:フロントエンドはTypescript / React / Next.js、バックエンドはGoで開発しています。最近のWebサービスではよくあるスタックですね。
またOpen APIとSwaggerをベースにフロントエンドとバックエンドのインターフェイスを作っています。元からドキュメントドリブンでプロジェクトのチーム開発を進めていくスタイルでしたので、Open APIとSwaggerはそのやり方にもあっていると感じています。
今後取り入れていきたいサービスとしては、ストアの売り上げを上げるためにしなければいけない事はたくさんあるので、何から行っていくべきかというレコメンドができるための技術を取り入れていきたいと思っています。それを見れば、このストアがグロースするためにまず何をしなければいけないかというのが一目でわかりますし、売り上げの推移予想などもできるようになります。
ー開発をしていて難しい事や大変な事はなんですか?
笹谷:取り入れる機能のバランスを考えないといけない所ですかね。現在のα版は、この方向で正しいのか検証する段階なので、何の機能が本質的にこのサービスの検証を行うために必要で、何の機能がなくても良いのかの取捨選択が大切です。プロダクトの中で、追加したら便利そうだなという機能はたくさんありますが、それらをポイポイ追加していたら、何を検証したいのかわからなくなってしまいます。
鳥居:本質的に何を解決するかを見失いがちなので、見失わないように行っていかないといけないんですよね。これって本当に必要なんだっけ?がわからなくなる時もあるので、本当に必要なものを本質的に見極めるのが難しいのですが、その分やりがいがあります。
舟山:ビジネスサイドでいるものといらないものの見極めをする事、そのためのコミュニケーションが難しいですね。
ー仕事でのやりがいを教えて下さい。
笹谷:グロースチームが社内にあるので、作っているプロダクトの使われ方や必要とされてる事が見えているのがやりがいになります。
鳥居:実はECに特化してグロース支援をしているサービスが世の中にあまりないので、その領域をサービス開発できるのはやりがいを感じます。また、Shopify自体がグローバルなので、グローバルを見据えた開発ができるのは将来の事業のスケールという意味で未来があると思っています。
舟山:チームの人数が少ないので、あらゆる実装が自分の責任になってくるのがやりがいですね。コードも自分達が作っているのがベースになってくるので、未来の運用を考えて作れるのが楽しいです。
ー対談を通じて得た学びや今後チャレンジしていきたい事などについて教えて下さい。
笹谷:グロースさせるのが一番上手な会社となるためのシステム基盤をプロダクトチームとして作っていきたいです。ビジネスサイドの方々がノウハウを積み重ねて基盤を作ってくれたので、そこをプロダクトにしっかり落とし込めるようにしていきたいです。圧倒的に価値を出すプロダクト開発に向かってどんどんチャレンジしていきたいです。
ー今後どういうチームになっていきたいですか?
鳥居:まず自分がエンジニア出身ということもあり、エンジニアの方が正しくエンジニアリングに向き合えるような環境を維持し続けるのが第一だと考えます。メンバーの意向を上手く拾って、メンバー自身が気持ちよく開発できる環境になるように努力しています。
その上で、働いている方々の幸福度が高いチームにしていきたいと思っています。それはプライベートとしても、仕事としても。僕の持論としては、働いている方の幸福度が高いと仕事に対してのバリューの発揮度合いも高いと思っているので、一緒に働いている方々のモチベーションも上げつつ、それを会社やプロダクトにも反映できるようにしていきたいです。自分自身が楽しく働ける環境作りをする事で、メンバーも同じように楽しく働けるようになっていくと考えています。
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