【Shopify×Growth Meetupレポート】〜StoreHeroが語る、Shopifyで0から年商数億円までのリアル〜

Shopifyを活用して事業を継続的にグロースさせていくノウハウを、登壇者と参加者が共に学び合うことを目的に月に一度開催しているGrowth Meetup。

今回は弊社代表の黒瀬が登壇し、多くのEC事業者が直面する「月商1,000万以上の壁」の突破方法について、弊社が6年にわたりご支援しているD2Cブランド「Rasical」様の事例を元にグロースTipsを共有しました。

社員1名(+業務委託)という体制でありながら、ピーク時には月商1億円、コンスタントに数千万円を売り上げ続けるその裏側。 会場だけで明かした「魔法ではなく、執念の戦略」のエッセンスを、少しだけシェアします。

施策がバラバラだと「年商の壁」は越えられない

「いろいろ施策はやっているのに、なぜか売上が停滞する」。 登壇者の黒瀬がその根本原因を「施策のシナジー不足」だと指摘した瞬間、会場の多くの方が深く頷いていました。

今回ご紹介したRasical様の勝因は、「高単価・高付加価値」×「ニッチ市場」というモデルを明確にし、そこに全ての施策を集中させた点にあります。 「7段階調節できるロボットのような高機能ワークチェア」や「特殊素材のジャケット」など、日本人1億人のうち、たとえ1%未満でも「こういうのが欲しかった!」と強烈に刺さる層に向けて、徹底的に商品を磨き上げました。

広告予算より「信頼」を稼ぐ。アフィリエイターへの地道な個別アプローチ

特に会場がどよめいたのが、立ち上げ初期の認知獲得の話です。 まだ誰にも知られていない高単価商品をどう売るか? そこでRasical様がとった行動は、「YouTuber数百人に個別に連絡をする」という、極めてアナログな手法でした。

  • 断られるのが当たり前: それでも数百人にアタックし続ける。
  • 実際に記事にしてくれるのは少数: 声をかけても大半は動きませんが、それでも書いてくれた記事はWeb上に資産として残り、長期的に売上を作り続けてくれます。
  • YouTubeこそ最強の営業マン: 案件慣れした有名人ではなく、数万人規模でも「本当に商品を面白がってくれる」YouTuberに熱心に依頼する。

「ネットで売る=スマートに広告運用」というイメージを持ってしまいがちですが、「1人に刺さるまで愚直に動く」ことこそが、壁を突破する唯一の解なのだと、運営側の私たちも改めて背筋が伸びる思いでした。

「完成品」より「プロセス」を見せる。ファン化の極意

「ほぼ毎日メルマガを送っている」という話にも驚きの声が上がりました。 「迷惑がられないのか?」という疑問への答えは、「作り手の顔(人間味)を見せること」。

Rasical代表の眞田氏は、開発中の苦労や、工場での試作プロセスも公開しています。 こうして「開発の旅」にお客様を巻き込むことで、発売時にはすでに「待ってました!」という熱狂的なファンがいる状態を作っているのです。

記事には書けない「ここだけの話」こそ、オフラインの価値

実際のセッションでは、聴講者からも、生々しい話が飛び交っていました。セッション後の懇親会でも、弊社メンバーを囲んでの質問攻めや、参加者同士の「最近どう?」という情報交換が遅くまで続いていました。 やっぱり、「同じ悩みを持つ仲間」と「現場の一次情報」に出会える場所って貴重だなと、主催者ながら改めて会場の熱気に圧倒された一夜でした。

まとめ

今回のRasical様の事例から見えてきたのは、ツールやテクニックの前に、「誰に何を届けるか」という熱狂的なまでのこだわりと、それを伝えるための徹底した行動力の重要性でした。1人で年商億の壁を越えるのは容易ではありませんが、正しい戦略と仲間がいれば不可能ではありません。

Shopify × Growth Meetupは、今後も定期的に開催していきます。ネットの情報だけでは得られない「現場のリアル」と「切磋琢磨できる仲間」を求めている方は、ぜひ次回会場でお会いしましょう!

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