【イベントレポート】5/20 Shopify×Growth Meetup〜商品データ徹底活用 ─ Shopifyで始める”エージェンティックコマース”の実践と一歩先の広告運用〜

2026年5月20日(水)、StoreHeroオフィス(東京・赤坂)にて、Shopify×Growth Meetupを開催しました。今回のテーマは「商品データ徹底活用」。Google AI Mode、ChatGPT、Perplexity といった AI が買い物の入口になりつつあるいま、Shopifyストアが整えるべき商品データの考え方と、広告成果に直結するデータフィード最適化の実践ノウハウについて、2名のゲストから熱量の高いセッションをお届けいただきました。

会場は満席で、講演中もメモを取る手が止まらない参加者が多く、Q&Aや交流会も大いに盛り上がりました。本記事ではその要点を、これから商品データ整備に取り組む方の「最初の道しるべ」になるよう、コンパクトにご紹介します。

イベント概要

  • 日時:2026年5月20日(水)18:00〜20:00
  • 会場:StoreHero オフィス(東京都港区赤坂)
  • 構成:第1部 講演 → 第2部 講演 → Q&A → 交流会

第1部|エージェンティックコマース時代の商品データ設計

登壇:Yuwai株式会社 代表取締役 田中 広樹 氏 (Google Merchant Center コミュニティ ゴールドプロダクトエキスパート/Googleショッピング広告14年以上)

田中氏のセッションは、「AIに選ばれる商品とは何か」という問いから始まりました。

「AIが見る商品」と「人が見る商品」は別物

人は商品写真から「あったかそう」「おしゃれ」といった印象を直感的に読み取れますが、AIにできるのはせいぜい「形状が靴下である」と判別するところまで。素材・サイズ・色・対象性別といった構造化された属性データを細かく与えなければ、AIにとって商品は”輪郭がぼやけたまま”です。AIコマース時代に向けてやるべきことは、特別なバズワードではなく,Google Merchant Center(GMC)を使い倒すという、14年前から変わらない基本だ、というのが田中氏の見立てです。

「基礎データ」と「最適化データ」の2段構え

AIに選ばれるデータは、商品の正体を伝える基礎データ(ブランド・型番・GTIN・画像など)と、広告配信や検索クエリに合わせて組み替える最適化データ(広告用タイトル・カテゴリ補正など)の2段で考えるのがポイントです。

特に今回,強調されたのが、以下のように家を建てた後に水道管を通すような手戻りを生む初期設計領域でした。

  • バリエーションごとのURL分離:サイズ・カラー別にURLを分けるかどうかは、初期設計で決めておかないと後の改修コストが跳ね上がります。
  • GTIN(JANコード)・MPNの登録:Googleが商品を識別し、価格比較テーブルに載せるための”入場券”。「価格で負けるかもしれないから入れたくない」は機会損失で、入れなければ比較すらされません。
  • 商品カテゴリの設計:Googleの自動分類は意外と間違える(女性用ワンピースが「人形用の服」に分類されることも)。Shopifyの「スタンダードプロダクトタクソノミー」を手動で正しく設定することが必須です。

「AIに対応すれば売れる、は幻想です。構造化データを整えるのは、あくまで”AIコマースという舞台に立つ資格”を得るフェーズに過ぎない」このメッセージは、参加者から特に大きな共感を集めていました。

第2部|広告を『回す』から『伸ばす』発想へ ─ dfplus.io 活用編

登壇:株式会社フィードフォース 多田 結衣奈 氏

第2部では、Shopify純正の「Google & YouTube」チャンネルでは届かない領域を、データフィード管理ツール dfplus.io でどう引き上げるかが、具体的な改善事例とともに紹介されました。

商品タイトル改善でROAS 500% → 850%

ある Shopify ストアでは、配信商品をシーズン・CVR・価格帯・カテゴリーで絞り込み、英語の商品タイトルに日本語の商品名・ブランド名・色・サイズを追加することで、ROASが500%から850%へ改善。別のストアでは、タイトルに需要のある一般検索語句を追加し、メタフィールドも活用しながら、必須や推奨の項目情報を充実させたところ、クリック数が160%→220%に伸びたといいます。

商品タイトルはショッピング広告における顔。先頭7〜15文字程度しか表示されないため、重要情報を冒頭に置くことで成果の最大化が期待されます。

Shopify純正・GMC属性ルール・dfplus.io の使い分けの解説もあり,「とりあえず配信する」から「成果を伸ばす」へ進む判断軸として、参加者の頭の中の地図が一気に整理されるセッションでした。

Q&Aハイライト(質問のみ一部抜粋)

  • 「商品名に”母の日”などの季節キーワードを入れていい?」
  • 「商品名のベストプラクティスは?」
  • 「自社オリジナル商品でJANコードがない場合は?」

交流会も大盛況

講演後の交流会では、ご登壇いただいた田中氏・多田氏を囲んで、フィード設計・広告運用・AI コマース戦略について、参加者同士のリアルな相談が飛び交いました。「同じ悩みを抱えている事業者と出会えた」「明日からやることが明確になった」という声を多くいただきました。

次回 Growth Meetup について

次回以降の Growth Meetup の開催情報は、StoreHero ニュースページ にて随時お知らせしています。気になるテーマがあれば、ぜひお気軽にご応募ください(参加無料・抽選制)。

また、Shopify ストアのグロースに本気で取り組みたい方は、Shopify 無料ストア診断 もご活用いただけます。商品データ・広告・ストア構造を含めて、StoreHero のチームがプロの視点で現状をレビューし、次の一手を一緒に整理します。

イベント会場で、皆さまにお会いできるのを楽しみにしています。

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