この記事は、既にjudge.meを利用しているものの、更にその機能を最大限に活用したいと考えているShopifyマーチャントの方向けの内容です。
judge.meの基本的な使い方を知っている方が、知っておくと便利な隠れた機能や応用法について解説します。具体的な設定方法や活用例も含めて紹介しますので、すぐに実践していただけます。
基本から知りたい方は、以前に投稿したこちらの記事から読んで頂くことをおすすめします。
Contents
商品グループでレビューを共有
複数の商品のレビューを共有することができます。色違いや型違いの商品をバリエーションではなく商品で分けている場合、レビューを共有した方が顧客にとっても良いことが多いです。商品グループは手動で作成したり、商品タイプ、タグ、ベンダーなどで自動作成することができます。
レビューの制限
レビューが増えると、商品を検討する上で顧客にとっても便利ですが、ストア側が完全にコントロールできないため、judge.meでは事故が起きないよう、投稿や表示に制限をかける機能があります。
スパム対策
スパムを防ぐため、レビューリクエストメール経由でのレビューに制限することができます。また、スパム判定されたレビューを非表示にすることもできます(judge.meはOOPSpamというツールを使ってスパム判定をしています)。
個人情報
レビュー内に個人情報が含まれる場合に、個人情報部分だけを非表示にするか、レビュー自体を非表示にするかを選択できます。judge.meでは、Google Cloud DLPを使ってレビュー内に個人情報が含まれるかを判定しています。
不快な言葉
不快な言葉を含むレビューについても同様に非表示にするかを選択できます。不快な言葉のブラックリストはストアごとに独自に設定することができます。
レビューリクエスト
judge.meではレビューリクエストメールを送って、購入者にレビュー投稿を促すことができますが、レビューリクエスト機能にもいくつか便利なオプション設定があります。
レビューリクエストの発送後限定
judge.meではレビューリクエストのタイミングを設定できますが、商品によって配送タイミングが異なる場合に便利なのが、Delivery-based requestsです。配送されるまでレビューリクエストのメールが飛ばないようになります。これで予約商品や受注生産など、発送まで期間が長い場合も、商品が届く前にレビューのリクエストが送られないようにすることができます。
レビューリクエスト商品の優先順位付け
1回の注文で複数商品を購入した場合、メールのテンプレートによっては、複数の商品のレビューを同時にリクエストすることができます。注文した商品の個数が多い場合に、何個までの商品のレビューをリクエストするかと、どう優先順位をつけるかを決めることができます。この設定により、集めたい商品から優先的にレビューを集めることができます。
クーポン
レビューリクエストを促進するために、レビュー投稿してくれた顧客にクーポンを発行することができます。通常のクーポンと同様、最低注文金額・回数や利用回数、利用可能期間に制限を加えることができます。写真付きのレビューをしてくれた顧客にだけクーポンを発行するなど、良質なレビュー作りを促す機能もあります。
リファーラル
judge.meはレビューのアプリと思いきや、リファーラル(友達・知人紹介)機能もあります。judge.meから発行されるURLから購入すると、紹介者と紹介された側にクーポンを発行できます。複雑なリファーラル制度でなければ、judge.meのリファーラル機能で十分です。
リッチスニペットとフィード
レビューの点数・数をGoogleの検索結果に表示させるリッチスニペットと、レビューをGoogleショッピング広告やP-max広告に反映させるための補助フィードを作成してくれる機能もあります。検索結果やショッピング枠で、レビューの点数や数を見せて、CTRを高めることができます。
Social Push
judge.meで集めたレビューを、InstagramやXに自動投稿することもできます。写真付きのレビューや点数の高いレビューだけを投稿することもできます。SNS上で、商品の評判を簡単にアピールすることができます。
UGC
サイト内にInstagramの投稿を表示させる機能もあります。Instagramの投稿は、自社の投稿だけでなく、自社アカウントにメンションしてくれたUGC投稿も含みます。この機能専用のアプリもありますが、トップページなどでInstagram投稿と商品を紐づけて誘導するだけであれば、これで十分です。
StoreHeroでのjudge.meの使い方例
レビューは顧客の商品に対する評価を理解する上で非常に役に立ちます。StoreHeroでは、LTVの大きい顧客とLTVの小さい顧客別、顧客属性(年齢・性別など)別などで、商品の評価の違いを集計し、集客やCRMの施策に活用したりしています。
まとめ
judge.meに多くの活用余地があることを確認していただけたでしょうか?今回、ご紹介した機能や施策以外にも、judge.meは他のアプリやStoreHeroと組み合わせることで、更にその価値を発揮することができます。
judge.meを使いこなしてStoreHeroとShopify×グロースに一緒に取り組んでみたくなった方は、ぜひお問い合わせください。
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