【社員インタビュー】グロースパートナー 堀 友哉〜「事業も人も育てたい」。事業と顧客の“成長”を目指すグロースパートナーの流儀〜

EC事業者のビジネスを成長させるため、Shopify×グロースのプロフェッショナルとして課題解決を支援するStoreHeroの「グロースパートナー」。 今回は、これまでのECコンサルティングやWebディレクションの経験を活かし、グロースパートナーとして活躍する堀さんに、仕事のやりがいやStoreHeroで働く魅力についてお話を伺いました。

「作るだけ」では終われない。クライアントと共に走り続ける道を選んだ

── まずは、これまでのキャリアとStoreHeroに入社したきっかけを教えてください。

堀:キャリアのスタートは、楽天市場に出店されている店舗様のグロース支援でした。そこで「どうすれば売上が上がるか」というコンサルティングの基礎を学びました。その後、決済会社のWebマーケティング部門に転職し、自社サイトのディレクションやデザイン業務を担当していました。

転機になったのは、副業でShopifyのデザイン案件に関わったことです。デザインを作るのは楽しかったのですが、「納品して終わり」という点に少し物足りなさを感じてしまって。もっと中長期的にクライアントに寄り添い、一緒に事業を成長させていく「伴走型」の支援がしたいと強く思うようになったんです。

── そこで、グロースパートナー(GP)という職種に興味を持たれたんですね。

堀:はい。前々職でのECコンサルの経験と、個人的に学んでいたShopifyの知識、そして「お客様に寄り添いたい」という想いが一番活かせるのがStoreHeroのグロースパートナーだと思いました。

実は、StoreHeroを含めて3社から内定をいただいていたんです。

── その中で、最終的にStoreHeroを選んだ「決め手」は何だったのでしょうか?

堀:一番の決め手は、選考プロセスでの「フィードバック」でした。

オファー面談の際、まだ入社も決まっていない私に対して、「堀さんの現時点での強みはここだけど、今後ここを伸ばせばもっとこういう活躍ができるよ」という具体的なフィードバックを頂けたんです。

一人ひとりをしっかり見てくれている実感がありましたし、面接の時点でここまで丁寧に向き合ってくれるなら、クライアントに対しても誠実に向き合っている会社に違いないと確信しました。ここでなら、自分が一番成長できると感じて入社を決意しました。

入社1ヶ月でメイン担当へ。「実践」こそが最短の学習法

── 現在入社して3〜4ヶ月ほどですが、既にメイン担当として4社を受け持っているそうですね。立ち上がりまでのスピードが非常に早い印象ですが、オンボーディングはどのようなものでしたか?

堀:正直、最初は驚きました(笑)。入社して最初の1ヶ月間は、StoreHero独自のアプリやツールの使い方、Shopifyの基礎知識をインプットしつつ、先輩GPのミーティングに同席させてもらいました。

そして1ヶ月が経った頃には、1社のメイン担当を任せてもらいました。「え、もう!?」と思いましたが、結果的にこれが一番成長につながりましたね。

── かなりの実践主義ですね。不安はありませんでしたか?

堀:もちろん不安はありましたが、放置されるわけではありません。ミーティングには先輩が同席してくれますし、分からないことがあればすぐに聞ける環境です。

「まずは自分でやってみて、実践の中で覚える」というスタイルですね。座学で全てを理解してから現場に出るよりも、実務を通して「なぜこの施策が必要なのか」「どう分析するのか」を体感しながら学ぶ方が、圧倒的に吸収が早いと感じました。

── 前職までの経験で、今の業務に活きていることはありますか?

堀:クライアントとの「コミュニケーション」ですね。

EC支援といっても、担当者の方によってデータリテラシーや専門知識のレベルは様々です。相手の表情を見ながら話すスピードを変えたり、専門用語を噛み砕いて伝えたりするスキルは、過去のクライアントワークの経験が活きています。

特にStoreHeroはデータを重視しますが、いきなり無機質な数字の羅列を見せてもお客様には響きません。「なぜこのデータを見るのか」「この施策にはどんな意図があるのか」という“目的”を先に伝えてから、根拠としてデータをお見せするように心がけています。

データ活用だけではない、泥臭い「伴走」の面白さ

── グロースパートナーとして、特にやりがいを感じたエピソードがあれば教えてください。

堀:アパレル企業様の支援で、「需要予測」に取り組んだ事例が印象に残っています。

そのブランドは映画作品とのコラボTシャツを販売していたのですが、作品ごとにターゲット層がガラッと変わるため、過去のデータだけではどれくらい在庫を作ればいいか予測が立てづらいという課題がありました。

そこで、商品発売前にランディングページを作成し、広告を出してアンケートを取るという施策を提案しました。そのアンケート結果から見込み客の熱量を分析し、生産数を決定するプロセスを構築したんです。

── StoreHeroらしい支援ですね。

堀:そうですね。単にツールを入れて終わりではなく、「ビジネスの課題」をどう解決するかを一緒に考えるのが私たちの仕事です。

私が介入したことで課題が解決し、売上が伸びていく過程をお客様と共有できる瞬間は、やはり一番のやりがいですね。

── チームの雰囲気についても教えてください。

堀:「仲良しこよし」というよりは、プロフェッショナルな集団という感じです。

もちろん雰囲気は良いですが、ミーティングでは誰かの意見に対して「それって本当にクライアントのためになるの?」「もっと良い方法があるのでは?」と、健全に意見を伝え合います。

全員が「課題解決」に向かって真剣だからこそ、忖度なしに議論できる環境が心地いいですね。

ロジカル視点とデザイン視点の両面で貢献していきたい

── 今後、堀さんはどのようなキャリアを描いていきたいですか?

堀:まずは、会社が提供している価値を、自分一人でも同じクオリティで提供できる「独り立ち」の状態を目指しています。その上で、私のバックグラウンドである「デザイン」の知見を掛け合わせて、より幅広い提案ができるグロースパートナーになりたいですね。

データに基づいたロジカルな提案と、ブランドの世界観を大切にするデザイン視点。この両輪でお客様を支援できるのが、私の強みになっていくと考えています。

── 最後に、この記事を読んでいる求職者の方、そして未来のクライアントへメッセージをお願いします。

堀:一緒に働きたいのは、「人の役に立つことが好きな人」です。そして、変化を楽しめる人。Shopifyのエコシステムは日々進化しているので、新しいことを学ぶのが好きな方にとっては、最高の環境だと思います。

そしてお客様に対しては…少し変な言い方に聞こえるかもしれませんが、クライアント企業の担当者様も一緒に成長していけるような、そんな「人を育てる支援」をこれからも続けていきたいと思っています。

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