購入を後押し!Shopifyでのソーシャルプルーフ14の活用法

ソーシャルプルーフという言葉を聞いたことはありますか?

ソーシャルプルーフとは社会的証明と訳せますが、多くの人や権威のある人が支持しているものを信用して行動してしまう現象のことです。

ソーシャルプルーフを活用した施策は、メールリスト構築と同様に、時間のかかるものが多いですが、売上アップにジワジワと貢献します。

今回はShopifyとShopify Appを使ったソーシャルプルーフ活用施策を14個紹介します。

どの施策をまず活用してみたいでしょうか?よかったらコメント欄にご記入頂けると幸いです。

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ソーシャルプルーフのタイプ

コマースビジネスで活用されるソーシャルプルーフには主に下記のタイプがあります。

  • 顧客:商品を購入したお客さんからのレビューやコメントなど。
  • 専門家:権威のある専門家からの意見など。
  • 有名人:有名人やインフルエンサーの起用など。
  • 友人・知人:家族や友人など親しい人からの評判など。
  • 大勢の人:大勢の人が使っているというデータなど。
  • 認証機関:第三者機関による評価結果など。

ソーシャルプルーフの活用例

Shopifyストアでどのようにソーシャルプルーフを活用するかについての事例を紹介します。

トップページ

まずは、トップページで活用できるソーシャルプルーフの例を紹介します。

メディア掲載実績

トップページでよく活用されるソーシャルプルーフはメディア掲載実績です。化粧品D2Cで有名なGlossierもトップページの下部のあたりにメディア掲載実績を表示しています。

Glossier

お客様の声

お客様の声もトップページでよく使われるソーシャルプルーフです。最近、上場したD2CユニコーンのCasperもInstagramの投稿をお客様の声としてトップページに表示しています。

Casper

Shopify AppのInstafeedの有料版を活用すれば、ハッシュタグでフィルターをかけたInstagramの投稿をShopifyストア内に引用することができます。

Instafeed

友人・知人の支持

Facebookのウィジェットを設置しておくことで、友人・知人が、そのブランドをLikeしていることを示すことができます。友人や知人がLikeしていることで、そのブランドとの心理的距離が縮まります。

下記はWarby ParkerのFacebookのウィジェットですが、友人・知人が表示されていて、親近感を感じました(笑)

Warby Parker Facebook

認証機関

トップページに第三者による製品の品質検査結果などを表示させることもソーシャルプルーフとして効果があります。また、プライバシーポリシーやCookieの取り扱いを示すことは、信頼を示す意味でも重要です。

ShopifyにはUltimate Trust Badgesなど、トラストバッジをアプリ化した面白いアプリあります。アプリ自体は認証機関ではないですが、クレジットカード会社やペイメントサービスのバッジを好きなところに設置して、信頼性をアピールすることができます。

Ultimate Trust Badges

商品ページ

商品詳細ページで有効なソーシャルプルーフ施策やShopify Appを紹介します。商品詳細ページは購入率に強く影響するため、ソーシャルプルーフ活用による効果が出やすいです。

カスタマーレビュー

商品ページのソーシャルプルーフの代表的施策です。レビューアプリではYotpoが人気あります。

Yotpo

Yotpoはメールでレビューを集められたりと、レビューを表示するだけでなく、集める機能も充実しているのが良いですね。

Stamped.ioというShopify Appもカスタマーレビューが導入できるアプリも、メールやサンクスページでレビューを集める機能などもあり、便利です。認証の取れたユーザーを明示することができ、よりソーシャルプルーフの効果を強めることができます。

Stamped.io

専門家のレビュー

レビューは、専門家や詳しい人のレビューには更に価値がありますので、専門家などにインタビューすることができれば、その商品ページでしっかり訴求しておきましょう。

専門家のレビュー

写真付きのレビュー

レビューは写真付きのレビューのほうがソーシャルプルーフとしての効果があります。

Looxは写真付きのリッチなカスタマーレビューを集めて表示ができるアプリです。有料ですが、レビューを収集するための色々な機能もあります。

Loox

閲覧者数と在庫数の表示

興味のある商品の在庫数が少なくて、リアルタイムで閲覧している人がいることを示すと、商品購入の最後のひと押しになったりします。

FeraというShopify Appを使うとリアルタイムの在庫数とお客さんの閲覧数を表示させてくれます。

Fera

ちなみにFeraは、これ以外にも様々なソーシャルプルーフが実装できるShopify Appです。有料ですがソーシャルプルーフの施策をまとめて行う場合は、おすすめです。

Fera管理画面

他のお客さんが合わせ買いしている商品

他のお客さんが合わせ買いしている商品を示すことで、合わせ買い誘導でもソーシャルプルーフを活用することができます。

Shopify AppのFrequently Bought Togetherを使えば、合わせ買いされている商品をおすすめすることができます。

Frequently Bought Together

レコメンドはデータが溜まるまで精度が課題ですが、Frequently Bought Togetherでは、初期はマニュアルで設定して、徐々に自動化していく設定ができるようになっています。

ランキングやNo.1商品

人気商品であることを示すこともソーシャルプルーフ施策の一つです。

1番売れているものを売れ筋No.1商品と明示したり、何人が購入したかを示すことで購入の後押しになります。

AmazonのNo.1ベストセラー商品表示
AmazonのNo.1ベストセラー商品表示

ソーシャルエンゲージメント数

商品ページにソーシャルシェアボタンを設置することがありますが、数値が表示される形式にしておくと人気のある商品であることを示すことができます。

例えば、Social Sharing ButtonsというShopify Appは商品ページにシェアボタンを表示させることができますが、デザイン設定でシェア数を表示させるオプションがあります。ある程度、シェア数が高まってきたら表示するようにしてみましょう。

ソーシャルシェアボタン

ソーシャルエンゲージメントを集めるには、購入直後のサンクスページや購入完了後メールでお願いするのが良いかと思います。

コレクションページ

コレクションページで実施できるソーシャルプルーフ施策を紹介します。

人気商品

人気商品は、人気があるということ自体がソーシャルプルーフです。特定のテーマごとの人気商品を集めた特集的な位置づけのコレクションを用意しておくと売上に貢献するでしょう。

人気商品を集めたコレクション作成

サイト内検索バー

サイト内検索バーでもソーシャルプルーフ施策を行うことができます。

サジェストブランド・商品

サイト内検索をする際に、打ち込んだキーワードから人気のブランドや商品をおすすめすることは、検索性の改善だけでなく、人気ブランド・商品を示すためのソーシャルプルーフ施策でもあります。

自分の打ち込んだキーワードに関連する人気ブランドを知れば、誘惑されてしまうお客さんもいるでしょう。

Smart Search & Instant SearchというShopifyアプリは、サジェスト検索機能を持った高機能なサイト内検索アプリです。

Smart Search & Instant Search

サンクスページ(購入完了ページ)

サンクスページで実施できるソーシャルプルーフ施策もあります。

この商品を買っている人はこの商品も買っています

サンクスページで「この商品を買っている人はこの商品も買っています」という提案をするのも効果的なソーシャルプルーフです。

Thank You Page Customizerは、サンクスページのカスタマイズができるアプリですが、商品のおすすめをすることもできます。

Thank You Page Customizer

ソーシャルプルーフのABテスト

他のグロースハックの施策と同様、ソーシャルプルーフ施策も、ストアとの相性によって、効果があるものとないものがあります。

前回の記事で紹介したエンゲージメントを高める施策とはことなり、ソーシャルプルーフの活用施策は短期的なCVR(購入率)を高める施策が多いため、ABテストで検証してみると良さそうです。

Googleオプティマイズを活用すれば簡単にABテストができます。

Googleオプティマイズ

Googleオプティマイズの「エクスペリエンスを作成」でテストタイプをA/Bテストとして選択し

テストパターンを作成します。テストパターンは、テストしたい箇所(ソーシャルプルーフ活用施策の対象箇所)を選択し、ソーシャルプルーフを活用した場合としない場合をHTMLやJavaScriptタグを編集して作成します。

しばらくデータが溜まると、ソーシャルプルーフを活用したパターンの方が良いのかどうか統計的有意性と合わせて結果が出ます。

StoreHeroを活用したUGC運用の徹底実行

StoreHeroではShopifyで売上アップに課題を持つマーチャントさまに、グロース施策の徹底実行を支援しています。

UGC運用についても、グロースプラットフォームStoreHeroを活用し、各商品・SKUのパフォーマンス・在庫データにもとづき優先的に販売したい商品レビューを収集したり、ギフティング運用の効率化など、マニュアル運用では実現が難しいきめ細かな運用や、施策の大量実施により、継続的な成長実現の支援をしています。

現在、無料ストア診断を実施しています。UGC活用やグロース施策全般に課題をお持ちの方はお問い合わせください。 無料ストア診断の詳細はこちら

まとめ

Shopifyで活用できるソーシャルプルーフ施策を14個と合わせて活用できるShopify Appを紹介しました。

どの施策をまず活用してみたいでしょうか?よかったらコメント欄にご記入ください。また、取り組まれた結果についてもコメント頂けると幸いです。

ソーシャルプルーフは購入率を高める施策ですが、実は、間接的にはソーシャルメディアマーケティングやSEO・SEMなど、デジタルマーケティング全般で効果のある施策です。

ぜひ、Shopifyでストアを立ち上げた直後からコツコツと取り組んでください。

今回は、ソーシャルプルーフを活用する施策を紹介しましたが、ソーシャルプルーフを獲得する施策については、また別途紹介したいと思います。

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