ShopifyとGoogleローカル在庫を連携して実店舗の集客を加速する方法

ShopifyとGoogleローカル在庫連携を実装する方法を紹介します。

さらっとリリースされていた連携機能ですが、実店舗を運営されるマーチャントにとって、大きなグロース機会の提供だと思います。

ShopifyとGoogleローカル在庫連携を活用して、実店舗の集客を効率化し、オンライン・オフラインのグロースに活用してください。

Googleローカル在庫連携とは

Googleローカル在庫連携とは、Googleと実店舗の在庫データを連携する機能のことです。Googleと実店舗の在庫を連携すれば、GoogleショッピングやGoogle マップなどに実店舗の在庫状況を表示させることができます。

Googleローカル在庫広告

外出先で商品を検索した際に、お店に在庫があるかどうかを検索結果上で確認できるため、実店舗の集客に効果的です。

Googleショッピング広告と組み合わせてGoogleローカル在庫広告として活用すれば、ショッピング広告枠に在庫の有無や店舗までの距離を表示させて店舗に強く誘導する事もできます。

Shopify POSを使っていれば簡単に連携可能

Shopify POSを使っている場合は、開発することなくGoogleローカル在庫の連携ができます。

これまでGoogleローカル在庫連携を実装しようとするとフィードデータを作成・管理する必要がありハードルが高かったですが、Shopifyの標準機能として簡単に実装ができるようになりました。

Googleローカル在庫広告を使わない場合も、Googleローカル在庫連携をしておけば、Google マップ上にもう1つECサイトが作れるのと同じで、商品の露出機会が増えるため、設定をして損はないです。

新規顧客獲得チャネルとしての実店舗

簡単に実装できるGoogleローカル在庫ですが、2022年12月時点では、実装しているマーチャントは多くなく、早いもの勝ちの状況です。

実店舗は、ウェブサイトやSNSよりもリッチな体験を提供できる一方、集客の強い立地を確保するには固定費が高い課題がありました。

しかし、今回紹介するGoogleローカル在庫連携などをうまく活用し、賃料の低い立地でも人を集めることができれば、新しい収益源が作れます。GoogleやInstagramはローカル検索ソリューションを他にも提供しているのでうまく活用したいところです。

実際に、早々に対応した私の支援先のマーチャントは、Google上での露出が増えていることが、Googleマーチャントセンターで確認できています。こういったマーケットの機会に素早く対応できるマーチャントがグロースを着実に実現していくのでしょう。

ShopifyでのGoogleローカル在庫連携の方法

Shopifyには標準機能としてGoogleローカル在庫と連携できる機能があり簡単に連携実装ができます。その方法を以下で紹介します。

Shopifyの標準機能でGoogleローカル在庫連携を行うには、Shopify POSを使っている必要がありますのでご注意ください。

Googleビジネスプロフィールを作成する

ShopifyとGoogleローカル在庫連携をする前に、Googleビジネスプロフィールを作成しておく必要があります(Googleビジネスプロフィール)。

Googleビジネスプロフィールには、店舗名、実店舗の所在地、営業時間、連絡先、写真などを登録します。これらの情報は正確に入れる必要があり、店舗名はキャッチコピーなどではなく、正式名称を入れます。写真は「店内」「外見」「スタッフ」などの写真を登録しておきましょう。

Shopify POSのロケーションの所在と、Googleビジネスプロフィールの所在地が違えば連携が失敗しますので、ご注意ください。

Googleマーチャントセンターを作成する

Googleマーチャントセンターも必要です。Googleショッピング広告などを実施している場合はすでにアカウントを持っていると思いますが、ない場合は作成します。Googleマーチャントセンターにもビジネス情報(ビジネス表示名、拠点の住所など)を登録します(Googleマーチャントセンター)。

Googleマーチャントセンターとビジネス プロフィールをリンクする

Googleマーチャントセンターのリンクアカウントよりビジネスプロフィールと連携します。Googleローカル在庫広告を使う場合は、Google広告のアカウントとも連携させる必要があります。

ShopifyのGoogleチャンネルでローカル在庫連携を設定

ShopifyのGoogleチャンネルを使っていない場合は、初期設定が必要です。Googleアカウントと連携し、Googleマーチャントセンターと連携します。

その上で、「Googleのローカル在庫」という設定項目があり、設定を開始すれば、Googleビジネスプロフィールと連携できます。

ShopifyのGoogleチャネルのGoogleローカル在庫

ShopifyとGoogleビジネスプロフィールを連携

これでShopifyとGoogleローカル在庫が連携され、データが同期されれば、Googleショッピングやマップに在庫データが反映されます。

Googleローカル在庫広告

Googleローカル在庫広告を活用する場合は、Googleショッピング広告の設定の際に、「ローカル商品」の項目でチェックを入れて配信するだけでOKです。

まとめ

ShopifyとGoogleローカル在庫を連携する方法を紹介しました。これまで面倒だったフィード連携が、Shopify POSを使っていれば、標準機能の中で実装できるようになったのは、かなり大きなことだと思います。ぜひ、グロース機会と捉えて活用していただければと思います。

Shopify×グロース支援のお問い合わせ

StoreHeroは、Shopify×グロースに必要なデータを集約したプラットフォームを活用したグロース支援を行っています。
Shopify、Shopifyアプリ、Google、Instagramなどのデータから伸びしろを可視化し、Shopify×グロースのエキスパートが改善提案&実装支援を行い着実な成長を実現しています。
StoreHeroのサービスにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。








現状ない場合は空欄で結構です

上記以外に、ご予算や納期などの詳細が決まっているようでしたら、ご記入ください。