今回はメールでのABテストのやり方を紹介します。
広告やLPと同様、メールでも件名や文面のABテストをすることができますが、メールのABテストは難しそうとか面倒くさそうと思われることが多く、案外実施されていません。
実は、メールのABテストは非常に簡単で、件名やメールの文面を変更するだけでパフォーマンスが大きく変わることがある強力な手法です。そこで、今回はShopifyのメール配信アプリで有名なKlaviyoを使った、ABテストのやり方を紹介します。
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まずはメールを作成する
ABテストを実施するために、まずは1つ目のパターンのメールを作成します。ABテストをする場合も、通常通り、CampaignsやFlowsからメールを作成します。今回はCampaingsで一斉メールを送る場合のやり方を説明します。
ABテストの設定
メールのコンテンツを作成して保存したらレビュー画面に行く前の画面にCreate A/B Testというセクションがありますので、押してみてください。
するとABテストの設定画面が表示されます。
Bパターンを開いて件名やメールコンテンツを編集して、ABテストのもう1パターンを作成してみましょう。
内容は変更せず、配信時間だけを変更したテストを行う事もできます。朝と夜ではどちらが開封率やクリック率が高いのかを公平な条件で計測したい場合に使います。
テストの基準値・配信比率の設定
Content Test Settings内で開封率とクリック率のどちらをテスト基準にするかを選択できます。また、配信比率も設定できます。配信比率はデフォルトでは50%:50%となっています。
一定数のメールリストを対象にABテストを行い、その結果が良かったほうのコンテンツを残りのメールリストに対して配信することもできます。
下記の場合は、全体の50%のリストに対してAとBのパターンを均等に配信して、残りの50%のリストに対して、ABいずれか結果の良かった方だけを配信するという設定です。また、ABいずれのメールの結果が良かったかを判断するのは6時間後にするという設定でもあります。
これで設定完了です。あとは、メールを配信して結果を待つだけです。
まとめ
今回は、Shopifyのメール配信アプリKlaviyoでのABテストのやり方を紹介しました。
メールは購入検討中の顧客へのリードナーチャリングや、購入済みの顧客のLTV改善の武器ですが、その精度を高めることができれば、更に強力な武器として使うことができます。
ぜひ、メールでもABテストを活用して自信のストアの勝ちパターンを見つけてみてください。
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