StoreHero流Metaパートナーシップ広告活用法

今回は、Shopifyマーチャント向けにMetaパートナーシップ広告の活用方法について紹介します。ただし、パートナーシップ広告の配信方法を紹介するだけでは面白くないので、アンバサダー施策と組み合わせた取り組み方についても、紹介してみたいと思います。

ShopifyでのMeta広告活用の基本についてはこちらの記事を参考にしてください(ShopifyでMeta広告の活用の際に少し工夫するだけで、パフォーマンスが出やすくなるTips)。

パートナーシップ広告の仕組み

パートナーシップ広告の概要

Metaパートナーシップ広告とは、主にFacebookやInstagramといったプラットフォームで、ブランド(広告主)がクリエイターと協力して実施するタイプの広告です。これにより、新しい顧客層にリーチすることができ、クリエイターの影響力をブランド認知の拡大に活用することができます。

広告主とクリエイターのメリット

広告主のメリット: 広告主はクリエイターのフォロワーや周辺オーディエンスにアクセスしやすくなり、ブランドのリーチを拡大できます。また、クリエイターのコンテンツを通じて、製品やサービスの魅力を自然に伝えることもできます。

クリエイターのメリット: クリエイターは、ブランドとのコラボレーションを通じて収益を得ることができます。また、公式なパートナーシップを構築することで、自身のブランド力や認知を広げることができます。

パートナーシップ広告の導入方法

パートナーシップ広告を効果的に導入するための基本的な手順を以下に示します。

パートナーシップの申請・承認

まず、Metaビジネスマネージャー内で、パートナーシップ広告ハブに入り、パートナーシップを追加ボタンを押します。

広告パートナー(クリエイター)を検索して選択します。

連携させるビジネスアセットを選択して審査のリクエストをします。

クリエイターが承認をしてくれるとステータスが「有効」になり、パートナーシップ広告で広告パートナーと連携した配信ができるようになります。

クリエイターマーケットプレイスの活用

Metaは広告パートナーを探すためにクリエイターマーケットプレイスを提供してくれています。様々な切り口で、クリエイターを探してリスト管理をしたり直接連絡することができます。

クリエイターマーケットプレイスは、参加希望登録をして承認されてから使える機能ですが、使えるアカウントをお持ちでしたら有効にご活用ください。

広告配信

パートナーシップ広告の配信は、まず、広告設定の画面で、パートナーシップ広告をオンにして、パートナーシップを選択します。

パートナーシップを選択すると、選択されたパートナーと併記で名義が表示されるようになり、パートナーの投稿を広告クリエイティブとして選択できるようになります。

実際に配信してみると、パートナーの周辺オーディエンスにもリーチしやすくなり、他の広告とは違うパフォーマンスを見せる事が多いです。通常の広告よりも広告のエンゲージメントも向上する傾向にあります。

ただし、広告専用のクリエイティブではないため、ラストクリックでのCVRは低くなりやすく、ラストクリックに強いクリエイティブと広告セット内で組み合わせて活用することをおすすめします。

アンバサダーページの活用

パートナーシップ広告で、クリエイターのクリエイティブ経由でShopifyストアに流入した場合に、ストア内にブランド視点のコンテンツしかなければ、ギャップを感じて離脱してしまいます。

そこで、クリエイターのコンテンツやUGCをストア内にも設置しておくと、パートナーシップ広告経由の顧客にも自然と検討を促す事ができます。

judge.meなどのレビューアプリでは、写真や動画付きのレビューを表示させることができます。手軽にUGCを取り入れるには便利です。

ストア内にアンバサダーページを設ける場合もあります。LululemonやThe North Faceでもアンバサダーを紹介するページを運用しています。

Lululemonアンバサダーページ
THE NORTH FACEアンバサダーページ

アンバサダーページをしっかり作ると、各アンバサダーのSNSアカウントからの導線が設置しやすくなります。また、被リンクも集めやすくなりSEOとしても有効です。

StoreHeroでは、ブランドのアンバサダーが投稿するコンテンツを承認するだけで、簡単にアンバサダーページを作成できる仕組みをご支援先ブランドには提供しています。潜在顧客や既存顧客にブランドのストーリーや製品の実際の利用例を示す最適な場所として、活用されています。

b.boxアンバサダーページ

顧客がパートナーシップ広告のクリエイティブな広告からアンバサダーページを訪問することで、ブランドへの信頼感が増し、購買行動を促進することが期待されます。

まとめ

この記事では、Shopifyマーチャント向けにMetaのパートナーシップ広告の活用方法を解説しました。ビジネスアカウントの設定から広告配信、アンバサダー施策との連携までをご理解頂いたことで、実際の運用をスムーズに進めて頂けるとともに、自社ブランドにマッチした応用も効かせて頂けると思います。

ぜひ、パートナーシップ広告を実践し、Shopifyストアの成長戦略を加速させてください。

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